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「 M 」三十八回目

Mによって破壊された壁。そこから、陽光が降りそそいだ。緒方は、Mと向かい合いながら、しばらくは思考停止状態に陥った。こいつらは、光に弱いはずではなかったのか。常に暗闇で生息していたM。最大の弱点は、明かり。緒方は、ずっとそう思い込んでいた。呆然としてる緒方に、Mの硬質の嘴が突きたてられようとした。なんとかその攻撃をかわした緒方は、ゆかりとたけしを背後にかばいながら、次の攻撃に備えた。と、たけしの悲鳴が。見ると、たけしの足元に数匹の働きMがからみついている。緒方は、そいつらを蹴散らした。

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