群れから抜け出た緒方達は、そのままもと来た道を駆け出した。しばらくすると、ぼんやりと回りが明るくなった。天井を見ると、その一部が壊れ、そこから明かりが差し込んでいる。彼等が落ちた廊下だ。「明かりに弱いやつらは、ここにいる限り近付いて来ない。あの天井に登る方法をゆっくり考えよう」緒方は、そういうとあたりを見渡し始めた。洞窟の横手に、土が積み上げられている。「この上に乗れば、あの天井に手が届くかも」緒方は、たけしの背を押して積み上げられた土をよじ登らせた。うしろの闇からザワザワと触手の音がした!
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「 M 」三十五回目
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