その夜、ゆかりは、旅館の布団の中で、眠れぬ時をすごしていた。汚れを知らないたけし君を、まるでケダモノであるかのように突き飛ばした自分。会社の精神科医にいわれた「男性恐怖症」、それを治すためにこんな田舎にやって来た。なのに、子供の股間までが、大人のそれに見えてしまう。症状は、よりきつくなってるみたいだ。布団の中で、寝返りをうった時、ふいに外で音がした。ゴト。ゆかりは、立ち上がると、障子をあけ、音の出どこに目をやった。そこは、小さな庭で、おもやのあかりが薄く差し込んでいた。お爺さんが、立っていた。
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コメント (1)
これ、イイですよ。こんなの5本くらいで、短編集作っていただきたい。(フランス書院で、、)
映画にするなら、この役小林麻央ですね。(絶対やらんやろな。)
投稿者: 城 拓也 | 2007年02月16日 08:12
日時: 2007年02月16日 08:12